《現役PTが解説》学生・新人理学療法士向けおすすめ参考書【4選】|脳卒中編

リハビリテーション

しゅんぼー
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いきなりですが、理学療法士(PT)やPTを志す学生さんに質問です!

大学で購入した教科書のみで、実際の臨床でやっていけるでしょうか

答えはNO🙅‍♀です。
実際に臨床に出ると、大学の教科書のみでは、臨床における疑問は解決できません。

 教科書はあくまで、総論であることが多く、

 筆者はこれまで、年間10冊以上の参考書と年間10回以上のセミナーに参加してきました。
 そこで筆者が気づいたことは優良な参考書は少数であり、その参考書を徹底的に理解することが重要だということです。

しゅんぼー
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この記事では 、実際に50冊以上を読破している筆者が〝脳卒中リハビリはこの4冊さえ読めば十分”というテーマで、参考書を紹介します📖


 先に結論をいいます。下記の4冊です、この4冊だけで十分です。

 「画像所見」  コツさえわかればあなたも読める リハに役立つ脳画像 -改訂第2版-
 「予後予測」  脳卒中機能評価・予後予測マニュアル
 「運動療法」  脳卒中理学療法マネジメント 基本動作のパフォーマンス改善に向けた臨床思考を紐解く
                    脳卒中片麻痺者に対する歩行リハビリテーション

 次項からは、それぞれの本の要約を紹介します。
 「すぐに購入するのは、気が引ける」と感じた皆さんは、是非ご覧になってください!

 脳卒中リハビリにおいて重要なことは、クリニカルリーズニングを順序立てて行うことです。

 具体的には、”予後予測のもとGOAL設定を行い、適切な運動療法を実施” すること。

しゅんぼー
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今回紹介する4冊さえ読めば、解決できるよ!
脳卒中以外の疾患で共通していることも学べるし、理学療法士であれば絶対読むべき❗

1. コツさえわかればあなたも読める リハに役立つ脳画像 -改訂第2版-

 まずは、脳画像の本です。
 脳画像を評価できるようになると、実際の臨床症状がなぜ出現しているのか、改善する余地はあるのか、など様々はことがわかってきます。

 最初は、参考書と実際の症例を見比べながらでもいいので、是非評価する習慣をつけましょう。


 1️⃣ CTやMRI(DWI、FLAIRなど)で、なにがどのような色調で反映されるかがわかる。

 2️⃣ 「大脳辺縁系」 や 「大脳皮質」、「大脳基底核」 などの同定が可能になる。

 3️⃣ 機能解剖学も説明されているため、損傷によってなぜ、その症状が出現するかがわかる。

しゅんぼー
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筆者は、学生の頃に著者の大村優慈先生から脳画像の講義を受けていました
学生でもわかりやすいレベルに情報を落とし込んでいるため、新人さんにはピッタリの参考書です!

2. 脳卒中機能評価・予後予測マニュアル

 「予後予測」といえば、この本。もう一択です。笑
 

しゅんぼー
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10年以上前に道免先生が執筆された名著。
予後予測に関しては、様々な本が出ていますが、未だこの本を超えるものはないと思います(゚∀゚)

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脳卒中機能評価・予後予測マニュアル [ 道免和久 ]
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 1️⃣ 上肢・下肢・高次脳機能など、それぞれの項目で予後予測に必要な評価がわかる。

 2️⃣  予後予測に関する論文が多数紹介されており、

 3️⃣ ケーススタディを設けているため、筆者が実際にどのように予後予測しているかがわかる。

3. 脳卒中理学療法マネジメント 基本動作のパフォーマンス改善に向けた臨床思考を紐解く 

 運動療法に関しては、こちらの本を紹介します。


 人気の「理学療法マネジメントシリーズ」に、ついに【脳卒中】が追加されました。
 この本は、病態や治療、運動療法による効果などの基礎的な部分から、実際のクリニカルリーズニングまで非常にわかりやすく解説されています。

しゅんぼー
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筆者は、「理学療法マネジメントシリーズ」の大ファンで、全て読んでいます。

特に若手の理学療法士さんは、マネジメントシリーズを見てみることをおすすめします👀

 1️⃣ 脳卒中の病態や治療法、ニューロリハビリテーションの知識が身につく。

 2️⃣  「非麻痺側上肢の支持があれば立てるか」などトップダウン方式の評価が身につく。

 3️⃣ 難渋症例のクリニカルリーズニングが解説されているため、すぐにでも臨床に役立つ。

4. 脳卒中片麻痺者に対する歩行リハビリテーション

 【脳卒中後の歩行再建】に関しては、多数の論文や参考書が出版されています。
 筆者も新人の頃は、「カットダウン」や「前型歩行」、「Gait Solution」など、様々なことで悩むことが多く、論文や参考書を多く読みました。

 そんな【脳卒中後の歩行再建】については、阿部先生・大畑先生執筆のこの本が特におすすめです!


 1️⃣ 正常歩行と脳卒中者の歩行の違いをバイオメカニクスを通じて解説されている。

 2️⃣  長下肢装具から短下肢装具へ「カットダウン」する際のポイントがわかる。

 3️⃣ 歩行再建するための運動療法を急性期・回復期に分けて説明されている。

しゅんぼー
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筆者は、著者の2人の先生、作中に出てこられる田中惣治先生のセミナーには何回も足を運びました!若手には特におすすめできる先生方であり、是非セミナーにも参加してみてください👣

 近年は、長下肢装具を用いた歩行訓練が普及しており、脳卒中治療ガイドライン2021でも、本邦で初めて長下肢装具のキーワードが出ました。今後もトレンドになっていきそうですね😁

 脳卒中リハビリにおいては、紹介した4冊さえ読めば、臨床における疑問が解決できます。
 筆者自身も、何冊も参考書を読んだうえで、この4冊は未だに繰り返して読むことが多いです。

 しかし、注意点としては、知識を習得することに囚われないこと
 参考書を参考にして、臨床で実践的に行っていくことが、質を高める一番の近道です。

しゅんぼー
しゅんぼー

今後は脳卒中のみでなく、運動器や集中治療における参考書も紹介していきますので、ご興味あれば他のページも読んでみてください!

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